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2020.夏季縦走合宿A1班

どうも、山岳部1回生の小林です😎


我々立命館大学山岳部A1班は8月30日から9月3日までの5日間、北アルプスに於いて縦走合宿を実施しました。


【参加者】


4回生 村田

2回生 大谷 沖村

1回生 小泉 小林 竹村 (計6名)


8月30日 0日目


[出発〜三俣登山口]


今年は猛威を振るう新型コロナウイルス感染対策のため、例年のように京都駅に集合して在来線やバスを利用して目的地に向かうのではなく、各自が新幹線、特急、タクシーで集合地に向かうという異例の出発となりました。


大阪在住の私は新大阪駅から。デカいリュックが目立ちます。


新幹線で名古屋駅まで向かい、名古屋駅から松本駅までは特急しなのを利用し、在来線を利用して最寄りの豊科駅まで。

豊科駅からは事前に予約しておいた大型のタクシーのおかげで男6人衆は快適に登山口まで到達できました。




8月31日 1日目 天気 曇り


[三俣登山口〜蝶沢〜蝶ヶ岳ヒュッテ]


5時に起床、朝食、撤収等を行い6時に出発。


朝はガスがかかっており、樹林帯を登ったこともあり景色を楽しむことはあまり出来ませんでした。



ゴジラっぽい?笑



1回生は上回生の指導の元、事前に学習した読図法を実地で利用し、技術の習得を図りました。



蝶ヶ岳ヒュッテ到着。


多少晴れ間も見え、各自で朝露に濡れていたテントを乾かしたりしました。


9月1日 2日目 天気 晴れ


[蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶槍〜常念岳〜東天井岳〜大天荘]


本来の計画では常念小屋で宿泊する予定でしたが、台風や低気圧による今後の天候悪化の予想を考慮し、常念小屋を通過し大天荘に向かうことになりました。




前日のガスによる視界不良とはうって変わって綺麗な雲海を眺めながらの山行となりました。

常念岳に至るガレ場でルートを何度も見失いそうになりましたが落ち着いて探せば目印の着いた岩を見つけることができます。




常念岳を通過し、大天荘に向かうの道中で同じ日程で別ルートを歩くA2班と遭遇しました😊


束の間の休息を取り、互いの経過を話し合います。


大天荘には14時25分に到着。9時間を超える行動でしたがなんとか遂行できました。


9月2日 3日目 天気 晴れ

大天荘〜赤岩岳〜ヒュッテ西岳〜水俣野越〜殺生ヒュッテ


本来ならばヒュッテ西岳で1泊の予定でしたが前述の天候悪化を危惧し、前日のミーティングで槍ヶ岳付近まで行動することに。

様々な情報を元に適切な判断を行う事の重要性を感じました。



今日も雲海が綺麗です😁




途中の水俣野越〜ヒュッテ大槍までの区間は足元も悪く、両側が激しく切り立った場所やハシゴを使用する場所が多く、ヘルメット着装の上細心の注意を払いながら通行しました。



ハシゴ怖かったです🥶



ヒュッテ大槍通過。槍は、近い。


殺生ヒュッテにテントを設営し、非常用の装備だけをリュックに入れて槍ヶ岳山頂を目指します。



槍と呼ばれるだけあって足元はかなり悪く、クライミング要素もあってかなり緊張しました。クライミング初心者の私はかなり緊張しました😅



最後のラスボス的なハシゴ。

落ちたら当然ヤバいのでより一層緊張しながら1歩ずつ着実に登りました。




山頂から下を見下ろすのはかなり怖かったですが、登りきったという達成感の方が上でした😁




山頂で集合写真。生憎視界はよくありませんでしたが登りきった達成感はたまりませんね!!




下山も落石に細心の注意をはらいながら行いました。登りよりも下りの方が注意が必要だと感じました。


9月3日 4日目 天気 晴れ時々小雨


[殺生ヒュッテ〜ババ平〜上高地]


朝4時に起床、小林が出発に手間取り予定より7分遅れの5時7分に殺生ヒュッテを発ち、一路上高地に向かいます😊


歩いてしばらくすると水沢とよばれる沢があり、北アルプスの新鮮な水を飲むことが出来ました。

今回の山行は尾根伝いで水を購入する必要があり、水の消費を気にしながらの山行となったので我慢した分美味しく感じました。




槍ヶ岳周辺は悪天候の予報が出ていましたが予報とは異なり1時小雨が降った以外は晴れ間も見え、気持ちのいい下山となりました。




徳沢ロッジ。山の中とは思えないほどオシャレなカフェがありました。




村田先輩イチオシのアイスクリームを食べました!!


久しぶりの下界の甘さに感動しつつ、上高地に向かいます😎




11時42分上高地 河童橋付近に到着。

基本的に整備された下り道であったためにコースタイムよりも早い到着となりました。




ここで再びA2班と合流。

A2班は徳沢で宿泊したようです。

A2班の山行記録も是非ご覧下さい😊


今回の山行は天候悪化の予報が出ている中での実施となりましたが、先輩方の適切な判断による計画の前倒しを行ったことで沈殿(停滞)することもなく全工程を達成することができました。


1回生は上回生から様々な指摘、アドバイスを受け、反省点を見つけることができました。

その反省を次の山行に生かせるよう、日々精進で参ります。よろしくお願いします。





RUAC
-立命館大学体育会山岳部-

縦走やクライミングなど、一年を通して山で活動しています立命館大学体育会の部活動です。

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