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20220503 GW合宿(C班):白馬岳主稜

<メンバー>

柏瀬 岳 (経3)、山田 明日香(法3)、牧野 倫太郎(情理3)、岸根 真生(文3)、谷崎 泰之(理工3)


<期間>

2022年4月30日〜5月6日


<行動記録>

4月30日(土) 白馬大雪渓スキー

猿倉(5:30)〜大雪渓(7:00)〜白馬岳頂上宿舎(10:40)〜白馬岳(12:00)〜スキー滑走 猿倉(13:50)

スキー用品とクライミング用品が満杯の牧野の車で柏瀬、山田、牧野は朝5時に白馬村の猿倉に到着し野口コーチと合流した。登りは4時間ほどで担ぎを交えて白馬岳頂上まで登った。牧野は夜中運転の影響で2730mで離脱した。滑走は元々の予定では頂上直下の二号雪渓を滑る予定であった。しかし、ドロップポイントにつくと表面のスラフが先行パーティによって持っていかれ岩が剥き出しになっているので諦めて大雪渓を下る。心地よいザラメを滑ってあっという間に猿倉まで到着した。本番の白馬岳主稜の状態を確認するのに良い機会だった。引率していただいたOB野口コーチありがとうございました。


5月1日(日)エッジアンドソファー松本

一日中雨なので午後から松本のクライミングジム、エッジアンドソファーで登った。ラインセットとまぶしセットのバランスが5対5で、課題の内容も充実していて素晴らしいジムだった。


5月2日(月)白馬鑓温泉スキー

猿倉(7:00)〜小日向のコル(10:40)〜白馬鑓温泉(12:00)〜往路スキー下山(15:00)

午後から天候が崩れるとの予報なのでサクッと白馬鑓ヶ岳 中央ルンゼの中腹にある鑓温泉までスキーで行ってきた。今日の目的地の鑓温泉はまさに秘湯という言葉が似合う温泉であった。とても湯温が高いため雪を投げ込んで温度調整をしなければならなかった。下りで柏瀬だけ長走り沢に迷い込んでしまいリグループできない事態に陥ってしまったので無線の必要性を感じさせられた。今日は女子部員の山田の調子が良く終始先頭で男たちを引っ張っていて頼もしかった。また、山田、牧野のスキーモードの切り替え速度が速くなってきていて山スキーヤーとしての成長を感じた。


5月3日(火) 白馬岳主稜

起床(2:00)〜猿倉発(3:30)〜 白馬尻(4:50)〜 6峰(9:30)〜 2峰(12:50)〜 頂上(14:30)〜猿倉下山(16:52)



下級生の岸根、谷崎も5月2日の深夜に合流し白馬岳主稜に挑んだ。午後から発生の確率が高いとされている雪崩を回避するため2時に起床し、出発時間を早めた。前日の30cmほどの積雪の影響もあり、稜線までの道が少しわかりづらかった。主稜では6峰のルートファインディングが難しく、偶然通りかかった白馬岳主稜経験者のアドバイスのおかげで通過することができた。6峰を越えた2400mあたりから山頂までは傾斜が体感では60度程度に感じられ、高度感もあり、正確に足を決めないと滑落の恐れもある緊張感のあるルートであった。また、横の沢では雪崩の後もいくつか見受けられた。ひとたび滑落すると最悪の場合死に至る恐れがあるため注意して登る必要がある。また、いたるところにクラックがあり注意する必要があった。午後からは雪が安定していたので大雪渓を下った。白馬駅前の絵夢で5人でジンギスカンを食べ本日の達成感に浸るのであった。


5月4日(水)小川山 ボルダー

白馬から小川山まで移動した。リードをするつもりだったがアプローチで迷い出来なかったためボルダーを触った。柏瀬はくじら岩のエイハブ船長(1級)にトライしたが敗退。八幡沢のボルダーでヴィクターランジ(1級)が登れた。


5月5日(木)瑞牆山 大面壁左稜線 5.10c 9P マルチピッチ

瑞牆山の300mほどの岩塔である大面岩の左稜線を登った。アプローチはパノラマコースを歩いたが瑞牆本なしのため盛大に迷った。1P目藪っぽいところもあるが概ねすっきりとした内容で、4Pから8Pは5.10cのフェイスクライミングであり高度感溢れるルートだった。最終ピッチ(9P)のワイドクラックの最後の一手で柏瀬が足を滑らせ5mほどフォール、チームオンサイトを逃した。大面岩の頂上がゴールでありクライミングが登山の手段の一つであることを思い出させてくれるルートであった。いつかは小ヤスリ岩、十一面岩の頂上にも立ちたいと思った。山田、牧野は夜に帰京。


5月6日(金)瑞牆山 カサメリ沢 リード

柏瀬は長野の先輩と瑞牆山のスポーツクライミングエリアであるカサメリ沢でリードをしてきた。ここもはじめてのエリアであるためアプローチで迷ってしまった。午前中は下流の岩場で登る。午後は上流のコロッセオでトレビの泉5.10aとオスティカ・アンティカ5.11aをオンサイトした。この壁の看板課題のNDDの5.12cとトップガン5.13aもいつかはRPしたい。18時ごろまで登って終了。


*写真は全員がそろった5月3日(火)のみ記載.それ以外は上回生による個人山行

RUAC
-立命館大学体育会山岳部-

縦走やクライミングなど、一年を通して山で活動しています立命館大学体育会の部活動です。

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