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20230914 夏期縦走合宿:表銀座 裏銀座縦走


日程:9月14日~9月19日

<メンバー>

長澤(情理3)、南川(スポ健4)、柴(理工2)、植村(経済1)


概要:表銀座、裏銀座の概念図の把握をすること、気象・読図・歩行技術などの山で必要な知識技術を実践すること、長期の山行に対応できる体力および精神力を身に着けるために実施した。体力面、筋力面で時折苦しむことがあったが天候にも恵まれおおむね計画通りの山行を遂行できた。

計画段階において練習不足、体調不良、統率を取る側に難があったことで参加することができたメンバーがかなり限られてしまったことが心残りである。目標山域を見据えた練習を行い計画を達成するというプロセスを行えるようにする。



行動記録

9月14日(晴) 京都駅(11時)~松本駅(8時)~穂高駅(11時)

この日は移動日で、青春18切符での移動。貧乏学生の私としては非常にありがたいです。作ってくれた人ありがとう。合宿前はネギ玉牛丼を食べるという先輩からの教えで松本にて牛丼を食べる。美味しいけどなんでなんだろう……?牛丼って書いたら先輩にネギ玉な?って怒られました。



9月15日(晴) 穂高駅(6:25)~中房温泉(8:02)~燕山荘(12:20)~燕岳(13:00)(ピストン)~大天荘(15:56)~テント設営(16:35)~大天井岳(17:02)(ピストン)

連休開始前日ということもあり第1便のバスが3台満員になるほどの賑わいぶり。アルプス3大急登の1つとされる合戦尾根の登りは整備が行き届いており、非常に快適に登ることができた。そのため、疲労を感じることなく突破した。燕山荘からは天候に恵まれたこともあり、絶景を堪能した。所々ザレている箇所もあるが、道も明瞭なため気を抜かないようにすれば問題なかった。まだ序盤ということもあり快調に突破することができた。



9月16日(晴れのち曇) 大天荘(5:30)~ヒュッテ西岳(8:45)~ヒュッテ大槍(11:40)~槍ヶ岳山荘(12:23)~テント設営(13:02)~槍ヶ岳(13:11)(ピストン)~槍ヶ岳山荘(13:33)

大天荘から西岳までは緩やかで景色を楽しみながら登る。大天井ヒュッテではオコジョを見ることができた。先輩達も初めて見たらしい。自分の運の良さに感謝感謝。離れた所から写真を撮っていた先輩はなんかオコジョに威嚇されてた。

槍ヶ岳に到着した時は曇っていたが、一瞬だけ晴れて全体像を見れた。梯子がしっかりあったため登りやすかった。自分だけ槍ポーズができなかったため、来年リベンジしたい。テント場は激混みでもう少し遅く着いていたら泊まれなかったかも?



9月17日(曇) 槍ヶ岳山荘(5:30)~双六小屋(9:04)~双六岳(10:30)~三俣蓮華岳(12:14)~三俣山荘(12:51)

今日は短めの行程。佐俣岳まではかなりガレていて歩きにくかったですが、そこからは緩やかで非常に快適な道のり。三俣山荘は13時前に着いたにも関わらず激混み。ギリギリ斜めの場所を確保できたがあと少し遅かったらと思うと恐ろしい。先輩が軽い高山病になっていたため、元気が有り余っていた後輩で水を調達しに行く。近くの水場は混みあっていたため、少し離れた湧き水がある所まで汲みに行った。これが思ったより遠い!下るだけで20分、登りは頑張って15分ほどで帰ってきた。川を渡って更に下った細い道に湧き水があった。反対から来た方に聞いた話ですがクマが出たらしい。


9月18日(曇ときどき雨) 三俣山荘(4:37)~鷲羽岳(5:08)~水晶小屋(6:45)~水晶岳(7:16)(ピストン)~野口五郎岳(10:57)~烏帽子小屋(13:47)

南川先輩が卒論のデータに使うと言って、皆にヘム鉄とBCAAをプレゼントしてくれた。正直意味ないだろと思っていたけれど、鷲羽の登りを20分まいて頂上に着いてしまった。プラシーボ効果なのか、薬が効いたのか、ここまで違うと少し怖くなった。ワリモ岳方面に雨雲が確認できたため、雨を覚悟したが結局なんとか持ってくれた。水晶岳は岩山で道幅も狭く注意して通過しなければならなかった。ここでは道を譲ってくださったマダムに若さを吸われた。野口五郎岳からはひたすらザレている道を進む。連日の行動で疲労も溜まっている状況でこの道はなかなかにキツい。先輩はおかしくなって「ふえぇぇ」とかなんとか言っていた。狂気を感じましたね。烏帽子小屋も混んでいるのを覚悟したが以外と空いていて広い所を確保。ただしテント場と小屋は距離があるため、そこは大変だった。


9月19日(曇ときどき雨) 烏帽子小屋~烏帽子岳~不動岳~船窪岳~船窪小屋~七倉山荘

烏帽子小屋から南沢岳まではそこまで危険箇所もなく安全に進めた。烏帽子岳はゴツゴツした岩山で合宿で見た山の中でもトップクラスにかっこよかった。南沢岳からは所々ザレている箇所もあり、鎖場も頻発する。片足しかおけず両側がきれている所もあったため少しだけ怖かった。なんだよ第2ピークって!なんでここまで離れているんだよ。と言いつつ進んでいくとハシゴがたくさん出てくる。所々腐っているため注意が必要だった。七倉温泉は広くて綺麗で最高でした。

次は写真を多めにとってこようと思います。



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RUAC
-立命館大学体育会山岳部-

縦走やクライミングなど、一年を通して山で活動しています立命館大学体育会の部活動です。

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